東海北陸シーリング印刷協同組合

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組合レポート

2023.09.30

2023年8月30日(水)講演会ならびに協賛会との懇親会

東海北陸シーリング印刷協同組合(永瀬雅人理事長)は8月30日、名古屋市中区栄のダイテックサカエで「講演会」を開催。本年度から同協組の協賛会に加入した日榮新化㈱、㈱モトヤおよび㈱ユポ・コーポレーションの各担当者が、ビジネス動向や新製品・新技術に関する説明を行った。
組合員や協賛会企業など40人が参加した勉強会は冒頭、永瀬理事長が登壇。「新たに協賛会へ加入された3社から最新の情報を紹介いただけるとあり、とても有益な時間になると期待している。講演会で得た知識をビジネスに生かしてほしい」とあいさつした。
引き続き、日榮新化の担当者が主力製品「MATRIX(マトリクス)」を解説。粘着面に特殊加工を施すことでエアー抜け性や貼り作業性に優れる点を示した。また機能性粘着製品として「ハルシックイ」を紹介。抗菌・ウイルス低減の効果に加え、直近では消臭効果をアピールしている。会場では、においのある食品をハルシックイとともに密閉された容器に入れ込み、消臭の効果を永瀬理事長に確
認してもらうなど、ユニークなPRに努めた。
モトヤの担当者は、近年の取り組みとして、補助金申請サポート事業に注力。「ものづくり補助金」では770件以上、「事業再構築補助金」は110件以上の実績を上げる。ラベル関連の採択設備としては印刷機やCTP、検査装置などの導入に携わり、業界とのつながりを強調した。
ユポ・コーポレーションは、合成紙「ユポ」の特徴を紹介。担当者は「基材に空孔(ミクロボイド)を構成する独自の技術により、既存のPETと比べて石油由来樹脂を約65%削減するなど〝減プラ〟に貢献できる」と説いた。また環境対応型製品として、空孔技術を進化させた「ユポエアー」や、バイオマス由来樹脂を配合した「ユポグリーン」などを訴求した。


記事・写真:ラベル新聞社 提供

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