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■より参加しやすい、より効率的なリサイクル事業へ


 リサイクル事業は、これまで紹介した内容・方式により平成13年6月に開始しました。最大の問題となったセパレータの分別は「タック紙リサイクルに混入させてはいけない塩素を含む剥離紙使用製品一覧表」により、ほぼ解決されました。現在に至るまで知多イー・アンド・エムから原料に関してのクレームはありません。参加企業で完全な分別がされていることの証明です。また、このことは参加企業の従業員のリサイクルへの関心の高まりを表わしています。

 ただし、問題がなかったわけではありません。それは「運搬」と「契約」に関してです。
 運搬は「指定場所への持ち込み方式」でしたが、これは参加企業がいちいち指定場所に運ばなければならず、大きな負担です。また、集積場所となる1社も保管場所を確保しなければならず、さらに知多イー・アンド・エムに持ち込むという手間がかかります。

 契約は代表企業1社が契約するという「グループ契約」でしたが、どうしても代表企業1社に負担(事務・責任負担)がかかります。
 そこでリサイクル事業の新年度となる平成14年4月より、運搬と契約方式を次のように変更しました。


旧(平成13年6月〜)
新(平成14年4月〜)
運搬
指定場所への持ち込み方式 個別回収方式(3トンパッカー車が収集・運搬)
契約 グループ契約 ●複数契約(ルート回収)パッカー車が1週間に1回グループ会社を回り、収集・運搬
●単独契約(個別回収)パッカー車が個別に企業に出向き、収集・運搬
摘要

 

●複数契約(ルート回収)単位:袋数/マニフェストに袋数を記入/パッカー車に1社当たり12,500円を支払う/それにプラスして知多イー・アンド・エムより袋数に応じた請求書が送られてくる
●単独契約(個別回収) 単位:重量/個別に3トン溜まったらパッカー車を呼ぶ/パッカー車に1回当たり25,000円を支払う/知多イー・アンド・エムで重量を測定、重量に応じて請求書が送られてくる


●写真で見る収集・運搬

【保 管】 
 
 【パッカー車】 
 
【積み込み】 
 


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