リサイクル事業は、これまで紹介した内容・方式により平成13年6月に開始しました。最大の問題となったセパレータの分別は「タック紙リサイクルに混入させてはいけない塩素を含む剥離紙使用製品一覧表」により、ほぼ解決されました。現在に至るまで知多イー・アンド・エムから原料に関してのクレームはありません。参加企業で完全な分別がされていることの証明です。また、このことは参加企業の従業員のリサイクルへの関心の高まりを表わしています。
ただし、問題がなかったわけではありません。それは「運搬」と「契約」に関してです。
運搬は「指定場所への持ち込み方式」でしたが、これは参加企業がいちいち指定場所に運ばなければならず、大きな負担です。また、集積場所となる1社も保管場所を確保しなければならず、さらに知多イー・アンド・エムに持ち込むという手間がかかります。
契約は代表企業1社が契約するという「グループ契約」でしたが、どうしても代表企業1社に負担(事務・責任負担)がかかります。
そこでリサイクル事業の新年度となる平成14年4月より、運搬と契約方式を次のように変更しました。
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